togatttiのエンジニアメモ

過度な期待はしないでください.

Pythonの仮想環境構築~NLTKのインストールまで

はじめに

Pythonでは豊富なモジュール、ライブラリを使うことができるが、
検証を繰り返すと、本環境にゴミが残ってしまうのが残念なので、
複数の仮想環境でモジュール管理を目指すことにした。

仮想環境を構築することで、test1ではdjango、test2ではtornado、
test3ではnltkを利用したりというような使い分けが可能になる。

今回はvirtualenvとvirtualenvwrapperをPython3.3.0で構築し、
自然言語処理ライブラリNLTKのインストール
までの流れを書いた

virtualenv,virtualwrapperのインストール

pipでサクっと終わらせる。

下記のパスにインストールされていることを確認。

/usr/local/python/lib/python3.3/site-packages/virtualenvwrapper
/usr/local/python/bin/virtualenv

■インストール後、下記のように.bashrcファイルを編集する。

ここまでで仮想環境をコマンドで作成できるようになるはず

なお、以降の仮想環境作成からはユーザ権限を使うこと。
root権限だと仮想環境へモジュールをうまくインストールできません。

仮想環境の基本操作

だいたい下記の操作を覚えていれば、基本的なことはできる。
詳しくは公式ドキュメントを読んでください。

virtualenvwrapper 4.1.1.20.gf0f0077 — virtualenvwrapper 4.1.1.20.gf0f0077 documentation

■仮想環境の作成

mkvirtualenv test

■仮想環境の削除

rmvirtualenv test

■利用している仮想環境からアウトする

deactivate

■既に作成済の仮想環境を利用する

workon test

引数を指定しない場合、作成した仮想環境の一覧を表示

NLTK 3.0 Alphaのインストール

Python3がサポートされているNLTK 3.0があるが、バグがfixされていないので、
NLTK 3.0 Alphaを入れることにする。

もちろんせっかく仮想環境構築したので、そのままで作業。

とりあえず、仮想環境作りからNLTKまで無事に整えることができた。

後は、NLTKでTailorSwiftの歌詞とか、ライフハッカー[日本版]とか
適当な題材を探して、解析してみる。



参考
pythonbrewで構築するPython開発環境 | ninxit.blog
virtualenvwrapper 4.1.1.20.gf0f0077 — virtualenvwrapper 4.1.1.20.gf0f0077 documentation
NLTK 3.0 Alpha Releases